Land of Music
Evolver('08)
- 2008-11-11 (Tue)
- Soul
![]() | Evolver (2008/10/28) John Legend 商品詳細を見る |
ジョン・レジェンドの2年ぶりのスタジオアルバム3作目。この前、ライブ盤をリリースしたばかりだから、そんなに間を感じなかったけれど、「Once Again」からは2年もたっていたんだね。
この「Evolver」はタイトル通りジョン・レジェンドの「進化」を表していて、その証明はファーストカットの「Green Light」でのエレクトロなサウンドに現れていて、相性も問題ない。
アルバム全体は思ったほど「Green Light」路線の曲は少なく、Freedom"Get Up And Dance"のホーンをサンプリングしてるPharrell作の3曲目「It's Over」や、あのBrandyと歌声を重ね合うエレクトロなミッド「Quickly」、久しぶりにTeddy Rileyがリミックスした「It's Over (Teddy Riley Remix)」などが聞き物かな。従来のJohnファンも安心して聞けるアコースティックなバラード『Everybody Knows』なんかも出来がいい。
もっとぶっ飛んだ内容になるのかなと思ってたけど、いざ蓋を開けてみたらイイ意味で定番系の曲も豊富にあって、バランスよくミックスされています。賛否両論あるみたいだけれども、これはこれでイイ。
1. Good Morning (Intro)
2. Green Light featuring Andre 3000
3. It's Over featuring Kanye West
4. Everybody Knows
5. Quickly
6. Cross The Line
7. No Other Love featuring Estelle
8. This Time
9. Satisfaction
10. Take Me Away
11. Good Morning
12. I Love, You Love
13. If You're Out There
Love is The Key('81)
- 2008-11-10 (Mon)
- AOR
![]() | ラブ・イズ・ザ・キー (2001/08/10) トミー・クームズ 商品詳細を見る |
CCM系のベテランミュージシャンのトミー・クームズが81年に発表したメロウなAOR作品。
一見ジャケットを見ただけでは、ウエストコースト系かななんて思うけれども、中身は極上AORで、バックもコイノニア勢など多少被っていて、他に女ヒバードとの誉れ高いケリー・ウィラード、現ラリー・カールトン夫人のミシェル・ピラー、フィリス・セント・ジェイムスも参加していて、このメンツを見れば納得の内容。
特に1曲目のタイトル曲「Love Is The Key」の哀愁漂うメロディー・ライン、3曲目の「The Pleasure's Mine」で聴けるライトなAOR風アレンジ、英国風のインテリジェントなバラード「HidddenTreasure」、Love Song時代に書いたナンバーで、当時のメンバー2人がコーラスで駆け付けた「Singing Our Praises To Jesus」、程良いラテンテイストが軽快な「Thinkin' Of You」、クルセイダーズ風のサウンドに仕上げたというファンキーな「He's A Liar」など、ボトムのがっちりしたエレガントなサウンドにソフトなボーカルが浮遊するハイ・クオリティーなアルバム。
1. Love Is The Key
2. I Owe Everything To You
3. The Pleasure′s Mine
4. Hidden Treasure
5. Singing Our Praises To Jesus
6. Thinkin' Of You
7. A Faithful Witness
8. He's A Liar
9. Don't Be Afraid
Zapp II('82)
- 2008-11-07 (Fri)
- Funk
![]() | Zapp II (2000/03/13) Zapp 商品詳細を見る |
ロジャー・トラウトマン兄弟率いるオハイオのファンク・バンド、ZAPPの82年にリリースされたセカンドアルバム
ファースト・アルバムでのトークボックスの使用したファンクで、比類なきクールなファンクネスを醸し出しミドル・スクーラー達にも多大な影響を与えていた彼らですが、このアルバムでは一転してコーラスワークを中心とした、非常に肉体的な感触を持つ作品になっている。
その理由としてはレイ・デイヴィス、ボビー・グローバーをはじめとするヴォーカル・パート陣の充実があるんじゃないかな。ロジャーもそこらへんは理解していたようで、トークボックスで押しきる曲が2曲だけしかない。その分アルバム全体も華やかなでポップな印象になっている。
特に4曲目(アナログだとB-1)の60'sモータウンのノーザン・ミディアムを80年代に持ってきたような曲では、その特徴が最大限に生かされていて、レイ・デイビスを始めとする完璧なコーラスワークを中心に、ボビー・グローバーの喉も冴え渡っています。この曲を聴いた当時ロジャーが歌っているのかと思ってビックリした記憶がある。
その他にも1曲目のトークボックス全開のファンクも冴え、3曲目のドゥーワップもさらりとこなし、ロジャーのウエス・モンゴメリー〜ジョージ・ベンソン直系のジャズ・ギターも冴え渡り、この作品の絶妙なバランスになっています。
'99年に兄弟でもあるラリー・トラウトマンに殺害されてしまいますが、これ以降イイ作品はあるにはあるが、このクオリティーに達した作品を残せなかったのが非常に残念。
1. Dance Floor
2. Playin' Kinda Ruff
3. Doo Wa Ditty (Blow That Thing)
4. Do You Really Want an Answer?
5. Come On
6. Touch of Jazz (Playin' Kinda Ruff, Pt. 2)
Just Tonight('85)
- 2008-11-06 (Thu)
- AOR
![]() | ジャスト・トゥナイト (2007/10/17) 楠木恭介 商品詳細を見る |
柳ジョージ&レイニーウッドのヴォーカルやTV-CMなどで活躍していた楠木恭介が、85年に発表したアルバム。ジャパニーズ・アーバン・ソウル〜AORの隠れた名盤として好事家には名高い一枚。
東北新幹線の鳴海寛が全面参加していて、1曲目のイントロからいきなりデヴィッド・T・ウォーカーばりの鳴海 寛のギターを堪能出来たり、2、3、4、8曲目辺りの出来が良く、楠木 恭介の緩急自在な日本人離れしたフィーリングが堪能できます。
解説で金澤 寿和氏が、「でもこれが売れなかった。もし成功していたら、日本のR&Bシンガーのパイオニアは久保田 利伸ではなく楠木 恭介、と言われたに違いない」と書いていますが、確かに同等、もしくはそれ以上なレベルの音。ただちょっとだけ渋すぎたかな。
強力なタイアップがあったりしたら、きっと月9連ドラの主題歌は彼が歌っていた事でしょう。
01. SUGER DANCE
02. GET DOWN
03. FOR OUR LOVE
04. JUST TONIGHT
05. 渚にて〜CLOSE TO YOU
06. LOVE DEVOTION
07. COME TO ME AGAIN
08. 夜を忘れて
09. 地図なき未来
Beter Late('82)
- 2008-11-04 (Tue)
- SSW
![]() | ベター・レイト (2007/09/19) ジャック・マクマホン 商品詳細を見る |
米国オレゴン州ポートランドのシンガー・ソングライター、ジャック・マクマホンが1982年にENCORE RECORDSからリリースしたデビュー・アルバム。それを日本のみでのCD化
70年代初頭にはジェリー・ゴフィンのお気に入りのデモ・シンガーとして音楽活動を始めたジャック・マクマホン。同郷のゲーリー・オーガンらとともにこのアルバムを制作し、極上のメロウ・グルーブ・サウンドを作り上げています。
70年代のSSWモノと比べるとメロディが限りなくAOR寄りで、80年代ならではのシンセが絡んでくるし、ホーンの使い方なんかも都会的な音作り。土地柄を反映してかおおらかで伸び伸びとしたサウンドが特徴。
全曲オリジナルで、どの曲もレベルが高く、ほぼ自主制作に近い形でのリリースだったろうと思うけれど、こんな作品があるなんて驚いた。アメリカSSWシーンの層の厚さを感じさせてくれる1枚。
1. ドント・ルック・バック
2. イン・ジ・アイランド
3. オン・ザ・レッジ
4. フェイキン・ロマンス
5. イン・ザ・モーニング
6. ザ・ウェイ・ユー・ラヴ・ミー・ウィル・ドゥ
7. オー・シスター
8. ホワット・カインド・オブ・フール
9. アイ・ドント・ウォナ・クライ
10. キープ・サム・ラヴ・イン・ユア・ハート
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