What The World Is Coming To('77)
Dexter Wansel/What The World Is Coming To01 FIRST LIGHT OF THE MORNING
02 DANCE WITH ME TONIGHT
03 HOLDIN'ON
04 ODE IN FINITUM
05 DISCO LIGHTS
06 WHAT THE WORLD IS COMING TO
07 GOING BACK TO KINGSON TOWN
08 DREAMS OF TOMORROW〜PRELUDE
MFSBでのセッションやPHILADELPHIA INTERNATIONALレコードのプロデューサーとして有名な、キーボーディストの77年にリリースされたソロ2ndアルバム。
インスト・ナンバー中心だが、Voとして参加しているJean Carneがリードを取るMarilyn Scottもカバーした「Dreams of Tomorrow」や、そのJean Carneとデュエットした穏やかなメロウ・フローターの「Holdin' On」この2曲の出来は素晴らしい。
この「Holdin' On」はLawrence Hilton Jacobsのラモント・ドジャーがプロデュースする1stアルバムでも取り上げられていた。
インストも、なかなか聴かせる曲が多く「First Light of The Morning」「Disco Lights」「What The World Is Coming To」辺りはGeorge Dukeなんかを思わせるナイスなFusionに仕上がっている。
しかし、ハイライトは前述したJean Carneがリードがリードをとる2曲。これに限る。
LOFTクラシックの「LIFE ON MARS」でおなじみのスペーシーな1stも捨てがたいが、この2ndも前作と同様になかなかの力作。
【theme : 本日のCD・レコード】
【genre : 音楽】
Yellow Sunshine('73)
Yellow Sunshine/Yellow SunshineSIDE-A
01 YELLOW SUNSHINE
02 THE GREETCH
03 ALL ALONG THE SEASHORE
SIDE-B
01 TELL ME WHO CAN SAY
02 APOLLO 17
03 DON'T TELL ME LATER GIRL
04 HAPPINESS
'73年にギャンブル&ハフのGAMBLEからリリースされた、ジャズファンクな一枚。フィリー系にしてはMFSB以外でのインスト中心のアルバムは珍しく、さらにサウンドはフィリーのそれではなくよりモダンなJazz funk/Fusionを目指したもの。
その中心となるのがキーボードのDexter Wanselでローカルなメンバーが揃う中、この人の存在感は抜きん出ている。後期のフィリー・サウンドはこの人抜きには語れない。
内容はDANNY KRIVITのコンピ「GRASS ROOTS」にも収録されたファンキーな「YELLOW SUNSHINE」、ヴォーカルが70年代ファンクのお手本みたいな「TELL ME WHO CAN SAY」「DON'T TELL ME LATER GIRL」やクールさが光るメロウなインスト「HAPPINESS」「ALL ALONG THE SEASHORE」辺りが聞きもの。ただやはり質的には「YELLOW SUNSHINE」の出来には叶わない。
ロイ・エアーズ辺りと比べても遜色のない出来で、当時のフィラデルフィアでこんな音が作られていたなんて驚く。
隠れた良作とも言える作品。
Lots Of Love('83)
![]() | Lots of Love (1999/07/01) Roy Ayers 商品詳細を見る |
A1. Black Family
A2. Fast Money
A3. Lots Of Love
B1. Everybody
B2. D.C. City
B3. Drive
B4. And Then We Were One
B5. Chicago
83年にロイ自身が運営していたレーベル、Uno Melodicからリリースされた一枚。
個人的にロイの中で一番好きなアルバムで、70年代後半から80年代にかけてのメロウ路線には代わりはないが、サウンドのザラついた感触がその他のアルバムよりも抜きん出ていて、よりファンクを感じさせる内容になっている。
FELA KUTIと共作しJUNGLE BROTHERSもサンプリングしたアフロ・ダンスクラシック「Black Family」やTHEO PARRISHなど数々のハウスDJ達にプレイされているディープなジャズ・ファンクのテイストがたまらないブギーナンバー「Chicago」やメロウな「D.C. City」や「Lots Of Love」など聞きものが多い一枚。
サウンドプロダクションは80年代そのものだが、出てきている音はボトムが太く緊張感あふれるスペーシーな70年代の雰囲気を持っているのが、このアルバムのユニークなところだと思う。
【theme : 本日のCD・レコード】
【genre : 音楽】
Somebody Loves You('81)
![]() | Somebody Loves You (2000/10/10) ボブ&ポーリン・ウィルソン 商品詳細を見る |
1. I'll Keep My Eyes on Jesus
2. With Love in Your Eyes
3. Joyful Melody
4. Vision Power and Glory
5. You Can't Hide
6. Somebody Loves You
7. Lullabye of Love
8. Int He Spirit
9. Jesus Is My Lord
言わずと知れた、Seawindの中心人物、 BobとPauline夫妻による、Myrrhよりリリースのゴスペル・アルバム。 だがサウンドそのものはSeawindまんまのメロウFusion/AOR名作
A&Mより発表されたSeawindの4枚目の1年後に発表された今作は、そのバックもLarry Williamsや Bud Nuanez、Jerry Heyら、 Seawindのメンバーが全員総出で努めており、 SEAWINDの5枚目と言っても、何ら遜色はない出来上がり。
特にアップの「I'll Keep My Eyes on Jesus」「With Love in Your Eyes」、EW&Fにも通じるファンキーさがカッコいい「Int He Spirit」、メロウなミディアム・ファンク「Joyful Melody」あたりがとてもイイ出来で、なんでこれをSeawindで出さないのかが不思議なほど。
こんなファンキーなサウンドにのせて本当に神の言葉が通じるのかと不安になるが、いまさらながらCCMはナカナカ侮れない。ただもし自分が英語圏の人間だったら、また違う聞き方になるんだろうな。
【theme : 本日のCD・レコード】
【genre : 音楽】
Michele Freeman('79)
Michele Freeman / Michele FreemanA1 Nice And Slow
A2 Find The Fire
A3 Where'd You Get What You Got
B1 Tumble Heat
B2 Now That We're No Longer Lovers
B3 Try My Loving
アメリカの女性シンガーが79年にポリドールよりリリースしたDiscoアルバム。プロデュースはDon Ray。
リズム・セクションはロンドン、ミックスはアメリカのシグマ・スタジオと変則的な作りだが、内容はナカナカ聴かせてくれる。
特にシングルになった「Tumble Heat」「Nice And Slow」「Find The Fire」辺りのダンサーの出来は良く、ファンキーな質感に繊細なストリングスというUS産のディスコとは少し違う雰囲気を持っていて、イタロ・ディスコともまた違う質感が新鮮。
バックのメンツもMunich MachineやGaz、それにギタリストのChris Speddingの1stにも参加していたLes Hurdle(この人はどこでも名前を見かける)やMichael Breckerやなんて名前もある。
バックのメンツをたぐっていくとジョルジオ・モロダー辺りの人脈みたい。
どちらにせよ、良質なDiscoアルバムには間違いない。
【theme : 本日のCD・レコード】
【genre : 音楽】







